企業理念

日本の製造業で活躍できる人材育成を通した社会貢献

代表メッセージ

日本は、課題先進国なるレッテルを貼られてからしばし時間がたつし、ジェンダーギャップ指数でも低迷しています。人口減少はすぐそこにある危機となりました。化石燃料代替エネルギーでは腰が定まっていない感じがします。この様々な課題が目白押しだと知らされて気落ちするのは私だけではないでしょう。円安による輸入物価上昇がトリガーでの30年ぶりと言われる賃金上昇は明るい話題とはなりましたが、だれもがその継続性に自信を持てないでいます。日本の技術力、資本力、優秀な人材などは世界TOPレベルだと海外の投資家が高い評価を与えるのに当の我々が自信を持てないでいます。

日本が経験した失われた30年。このもがき続けた停滞期間に、米国は大きなパラダイムシフトで革新的な巨大IT産業を生み出し独走状態を作り上げました。また、その製造を受け持った企業が飛躍的に成長し、日本のものつくり産業を脅かす勢いを持つに至りました。これから日本は何をよりどころに成長すれば良いのでしょうか? それが見えてこないから自信を持てないのでしょうか。しかし考えてみましょう。生産台数世界一位を維持する企業があれば、戦略的な供給拠点を構えつつ技術的優位を目指して再投資を始めた産業分野もあります。相変わらず世界Topの技術を持つ素材産業もあります。

そう、日本を引っ張る人は諦めてなんかいません。まだまだTopに返り咲ける、Topに肉薄できると日々奮闘努力しています。GDPでサービス産業が比率TOPになったとはいえ、まだ30%近く製造業が支えています。私は、緻密に詰めて高い品質を追い求める日本人気質が好きです。これからも永く日本を支える製造分野の人材を細らせないために、日本人の特質を更に磨き続けての国を挙げた人材育成は不可欠です。

私は、この人材育成に携われたことに深く感謝しています。 人の育成は一朝一夕には成りませんが、社会(特にものつくり産業界)が求めるものを真剣に検討し貢献したいと考えています。当社はこれからもソリューション開発に取り組んでまいります。

皆で人材を育て日本に自信を取り戻しましょう。

代表取締役

代表経歴

1981年4月 富士通ファナック(現ファナック) 入社
1989年9月 新日本製鐵(現日本製鉄) 入社
2003年4月 新日鉄ソリューションズ(現日鉄ソリューションズ)に転籍
2005年4月 関東物産 入社
2013年6月 テクスパイア創業 代表取締役に就任(~現任)

主要論文

Virtual Factoryによる教育実習システム 山田 稔久 Toshihisa YAMADA 小坂 茂夫 Shigeo KOSAKA 田代 英二 Eiji TASHIRO 1998