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樹脂流動解析 - SOLIDWORKS Plastics

射出成型金型の制作に関わる設計者にとっては、CAE樹脂流動解析を使用することで、 これまで熟練技能者の経験と勘に頼っていた、成型の各工程における不良発生の原因分析と、 有効性な対策案の検証を、金型加工前に、定性的、且つ定量的に検証することが可能となります。

特にSOLIDWORKS統合型の樹脂流動解析ソフトウェアSOLIDWORKS Plasticsは、 SOLIDWORKS(CAD)と完全に統合されている為、 製品の形状に起因する成型不良(例、不均一な肉厚によるショートショット、ヒケ、エアトラップ、等)の発生箇所を事前に予測し、 サイクルタイムに影響する成型条件の最適化だけでなく、成型品の形状に起因する問題に対して、 対策の有効性を検証することが可能です。

また保圧解析や冷却管のレイアウト解析を行うことで、ゲートシール時間(保圧時間)の予測や、 効果的な冷却管配置の検討を行うことが出来るだけでなく、 セット取りや、多数個数取りの場合、ランナーバランス最適化機能を使用することで、 成型品の体積に基づいて、ランナー径、ゲートの径を自動的に変更、ランナー形状の最適化を行うことが可能です。

1) エアトラップ、及びヒケ発生位置の予測結果

2) 保圧解析/ゲートシール状態の解析

3) 冷却管配置、及び冷却解析の結果

4) ランナーバランス最適化解析

5) 最適化計算後のランナー径