DX総合実習システム
DX人材育成の必要性と提案
第4次産業革命という変革期の人材育成
- 機械、電気・電子、制御などものつくりに携わる人材は、学校でこれらのコースに属していたとしても、実務で製品を設計・製造すると広い知見が必要だと気づかされる。
- ましてや、これに情報処理が加わり、その重要度が加速度的に増大し、第4次産業革命への取り組みに不可欠な技術要素と言われている状況である。
製造系分野のDX 要素技術
製造現場で活用する情報を把握
製造を開始するまでには、種々の情報を集約して指示を作成している。 製造現場では、実績を記録しているが、その粒度は?その記録頻度は? 重要なことは、
- 製造指示と製造実績は、同じ粒度で 管理・運用する。
- 正確な指示と、それを達成する運用管理、製造技術
- 部品が、何時、どの素材で、どの機械で、誰が作ったのか。情報を蓄積する。
これがトレーサビリティであり、市場に出荷した後の不具合発生時でも原因を追究できる。
当然、ワークの工程内の状況と工程間の移動に追従したリアルタイム管理が必須。
情報の取得
- きめ細かな製造指示と対をなす情報入力を作業者に負わせることは、作業者の負担を増やし、このシステムを機能不全に陥らせる要因になる。
- そこで、自動で情報を取得する工夫が必要になる。
これが工場IoTが注目される最大の理由である。 - IoTにだけ注目していては、単に情報を取得することに偏りがち。
情報を必要とする原点に立って考えることが重要である。 - 製造装置や現場から情報を取得するとき、
どの製造番号? ⇒ どの製(部)品? ⇒ どの工程? ⇒ どの工具・ジグ? ⇒ 作業者は誰? ⇒ ?
リモート学習を支援する サイバーフィジカルシステム
こちらをご覧ください
DX総合実習システム "EEDX"
テクスパイアは、以下のアプリケーションを活用したDX総合実習システム”EEDX”(Engineering Education by Digital Transformation)を提案いたします。
- 製造実行システム(MES) - Mini-MES
- 統合型自動化設計ツール - Automation Studio
- 3Dライン・ロボットシミュレータ - Visual Components
Automation Studioは、Famic Technologies社の登録商標です。
Visual Componentsは、Visual Components社の登録商標です。